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角膜炎医療法人貴愛会(福岡市西区 : 眼科 / 皮膚科)::角膜炎

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角膜炎

角膜炎は重症化すると視力に障害が残ることがある怖い病気です。必ず通院を続けることが大切です。

角膜炎は急に症状が悪化する場合があります。以下のの症状がみられたら、すぐ受診してください。「強い目の痛み」「異物感」「目のかすみ」「視力低下」「くろめのにごり」細菌性の角膜炎の場合は、細菌の種類に応じた抗菌点眼薬で治療を行います。指示された通りにきちんと点眼してください。症状によっては内服薬や点滴を行うこともあります。治療期間は症状によって異なりますが、治るまでに数ヶ月かかる場合もあります。

症状

角膜感染症が起こるとさまざまな症状がでます。目の痛み、目のゴロゴロ感、白目が赤くなる、涙がぽろぽろ出る、まぶたのピクつきや腫れなどが生じます。角膜が白くにごって視力が低下することも少なくありません。

原因

角膜感染症とは、細菌やカビ(真菌)、ウィルスなどの病原体が角膜に肝炎し、炎症を起こしている状態です。角膜表面(上皮)は比較的丈夫な構造をしており、さらに涙によって守られています。したがって、ばい菌に触れただけで角膜感染症になることは通常ありませんが、何らかの原因で異物が上皮を越えて角膜実質の中に入り込むと角膜感染症が生じます。ゴミ、砂、植物の枝葉などによる角膜外傷、コンタクトレンズ装用による角膜表面のキズ、ドライアイ(涙の分泌物の減少)、ステロイド剤の長期点眼などが危険な要因です。流行性角膜炎、いわゆる”はやり目”のときに、油断すると細菌性の角膜炎を起こすことがあります。

治療・手術

菌の種類により、抗菌剤や抗真菌剤、抗ウィルス剤などを投与します。軽いものであれば点眼により比較的短期間のうちに治りますが、点滴などの全身的治療が必要になることも少なからずあります。

手術後の経過、養生について